ごあいさつ
ようこそ、位田友禅のホームぺージへお越し下さいました。
弊社は古都「京都」におきまして、約四百年続く茶道具「帛紗(ふくさ:袱紗と書く場合もあります。)」の製造や、特別贈答品(お中元やお歳暮など)の製造依頼を、創業以来、約百年近くにわたり承ってまいりました染めと伝統工芸品の老舗でございます。
この度のホームページ開設を機に、弊社自信の品々をよりお求めやすく皆様にお届けできますよう、当サイトよりの通信販売も始めました。
この機会に、本物の逸品をぜひお取り寄せ下さい!
北村徳齋製 平成三十年御題帛紗 「語」販売開始のお知らせ
新年の初釜等からお使い頂ける平成三十年の御題帛紗(ふくさ)ができあがりました。 お早めにお求め下さい。 優しく咲いたトルコキキョウをデザイン化しました。花言葉は「良い語らい」、そのほかにも「感謝、すがすがしい美しさ、穏やか、永遠の愛、優美」とあり。気品ある様相と美しい花言葉を合わせ持つこの花は、相手を想いやる茶道の精神に通じる花と言えるでしょう。(記/北村徳齋)
位田友禅と染め帛紗
当社「株式会社位田友禅」は、茶道用帛紗(ふくさ:袱紗と書く場合もあります。)を染めはじめ約一世紀になります。
帛紗とは、茶道のお点前(おてまえ)のときの茶灼や茶器などを清めるお道具として、一番大切なものと考えられます。
本来、帛紗をお選びいただく際、その材質などは様々なのでありますが、「使い帛紗」という茶道の言葉にも表されるように、最初は、ごくごく基本的なものがよいとされています。
しかし、大切なお客さまをおもてなしするお茶席におきましては、お稽古用の帛紗では少々失礼にあたるのではないかとか、より季節感の溢れるものでお客様に楽しんでいただきたい等と考えられるようになり、それぞれのお客様や季節に合わせ、良いものを選ばれるようになりました。
その中でも、上質のものの一つとして正絹の「塩瀬(しおぜ)」という最上級絹生地に、友禅染め特有のぼかしを活かした淡い色彩とガラを染め込んだ品がございます。殊に、「塩瀬」にぼかし込みやガラを染め込むことは非常に難しい技術であり、ムラなく染めるのは至難の技…、とも言われ、それが見た目の優美さとも相まって最高級とされる所以となっております。
当社「位田友禅」はそのような伝統的な匠の技に、創業以来、常に新しい技術を導入した独自の技術で、国内のみにとどまらず、海外のお客さまからも高いご信頼とご満足をいただき続けております。
お知らせと更新情報
2017/12/11
お陰さまで北村徳齋製 平成30年御題帛紗 「語」は完売いたしました。ご用命ありがとうございました。
2016/12/05
お陰さまで北村徳齋製 平成29年御題帛紗 「野」は完売いたしました。ご用命ありがとうございました。